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「立て・・・」そもそも抵抗する体力など、とうに尽きていたのだが、彼女は素直に男達の言う事を聞いた。その理由は、単に安堵や恐怖だけではなかった。というのは、彼女は一般に男性にモテるタイプではない。だからといって見知らぬ男に、無理矢理身体を弄ばれるのが嬉しいわけでは決してなかっただろう。しかしそれでも、自分以外の手で与えられる慣れない性的刺激に、経験不足の身体は、快楽へと流されてしまっていた。数時間前の陵辱に、知ってしまった快楽の味。うら若い身体に再び訪れるその予感。体操服を縛りつける麻縄に、くっきりと強調され、艶めかしく映える身体の凹凸。彼女は、その意識の裏側で、めくるめく絶頂の記憶を貪っていた・・・。